SVG（＝スケーラブル・ベクター・グラフィックス）とは、画像をベクタグラフィックスとして表現するためのXMLの記述形式のこと。W3Cによって勧告されている。

SVGでは、画像を線や点によって構成されたベクタグラフィックスとして扱うため、拡大・縮小を行っても画像が荒くならないという長所を持つ。XMLをベースにしているため、テキストエディタなどで修正することが可能なうえに、XHTML形式のファイルに埋め込んでWebページでベクタグラフィックスを表現することができる。

WebページとしてSVGの画像を表示するためには、WebブラウザがSVGのファイル形式をサポートしている必要がある。現在の主要なWebブラウザの多くがSVGの描画をサポートしている。