HOME -> ブログの1歩 -> SEO対策 -> GSCの表示回数とGA4のページビューの違い
Google検索結果ページ(SERP)でウェブサイトのリンクがユーザーの画面に表示された回数。ユーザーがリンクをクリックしなくても、検索結果に表示された時点でカウント。
[視点]
検索エンジン側(ブラウザの挙動)。検索結果でのサイトの露出状況を追跡。
[データ収集のタイミング]
サイト訪問前の段階(検索結果での表示)。
[具体例]
ユーザーが「SEO対策」で検索し、検索結果の1ページ目や2ページ目にあなたのサイトが表示された場合、ユーザーがそのページを閲覧しなくても「表示回数」に1回カウント。
例:1日に「SEO対策」で1000回表示された場合、表示回数は1000。
【SEOへの活用】
ユーザーがウェブサイトのページを閲覧した回数。GA4では、トラッキングコードが実行されるたびにページビューが記録(同一ユーザーによる複数回の閲覧もカウント)。
[視点]
ユーザー側(サイト内での行動)。ユーザーがサイトにアクセスしてページを閲覧した実績を追跡。
[データ収集のタイミング]
サイト訪問後の段階(サイト内でのユーザー動向)。
[具体例]
ユーザーが「SEO対策」のページをクリックして閲覧した場合、1ページビューとしてカウント。同一ユーザーが同じページを再度訪れると、さらに1ページビュー追加。
例:100人が「SEO対策」のページを訪れ、うち10人が2回閲覧した場合、ページビューは110。
【SEOへの活用】
項目 | GSCの表示回数 | GA4のページビュー |
---|---|---|
定義 | 検索結果ページでサイトのリンクが表示された回数 | ユーザーがサイトのページを閲覧した回数 |
視点 | 検索エンジン(ブラウザの挙動) | ユーザー(サイト内での行動) |
データ収集のタイミング | 訪問前(検索結果での表示) | 訪問後(サイト内でのページ閲覧) |
クリックの必要性 | クリック不要 | クリックしてページ訪問が必要 |
主なデータ | 検索クエリ、表示回数、クリック率(CTR)、平均掲載順位 | ページビュー数、ユニークページビュー、滞在時間、直帰率、トラフィックソース |
カウントの仕組み | 検索結果に表示されるごとに1回カウント(同一ユーザーでも複数回カウント可能) | ページが読み込まれるごとに1回カウント(同一ユーザーによる複数閲覧もカウント) |
SEOへの活用 | キーワード戦略、CTR改善、タイトル/メタディスクリプションの最適化 | コンテンツのエンゲージメント分析、ユーザー体験の改善、検索意図への適合性向上 |
例 | 「SEO対策」で検索結果に1000回表示された | 「SEO対策」のページが100回閲覧された(100ページビュー) |
指標 | 内容 | 良好な基準 |
---|---|---|
LCP | メインコンテンツが表示されるまでの時間 | 2.5秒以内 |
INP | ユーザーの操作に対する反応速度 | 200ミリ秒以内 |
CLS | レイアウトのずれ(ページの「ガタつき」) | 0.1以下 |
2025年8月31日時点